暗黒微笑

私がよく言われることといえば……

「にし7君はPCについて詳しいけど、変に時代遅れだよね。」

否定しません。自分でいうのは別にいいけど、いわれると軽く傷つく一言。

時代遅れな行動一覧

64bit版に移行しない
スマートフォンを買わない
生産終了から5年以上経つ携帯電話を現役で使用している
Office2007以降の導入に消極的→リボンインターフェース大嫌い
WinNT5.x系信者
いつかは「一太郎」に戻りたいと思っている
自作PCにフロッピードライブが2つある
一定の時代以降に出たものは知らない
Win7のスタートメニューをWin2k風にする
クラウド関係に対してボロクソに叩く
最近のGoogleが行うことに対し、そこまで言うかというほど批判する

目に余りますね……
私がPCに関して時代遅れになったのには、いろいろと理由があるのです。

10年前、私は14歳。進路について考える時期に到達しつつある時期でした。
当時あたりまで、PCの英才教育みたいな感じで、いろいろと試行錯誤なんかしていました。
自力でインターネットにつないだり、Win98をいじったり……
この頃あたりにはすでに、P検3級程度の実力はあったのかもしれません(P検3級は2008年に取得)。
その頃は将来、現実のように百姓ではなく、IT関係に就職し、それこそSEとかになっているかもしれないと思うぐらいでした。

そう、それが原因なのです。時代遅れになったのは。
過去の栄光や遺産にしがみついている。
「使えるものは使いたい。新しいことを取り込むのはもうつかれた。」
「俺は昔に苦労して覚えたんだ。それを捨てたくない。」
「フロッピーなど、旧型のインターフェースに愛着がある」

いろいろなプライドやジレンマが邪魔しているんですね。
そういうこともあってか、私のIT脳は2003年あたりで時間が止まっています。
もうあと数年経てば「ずいぶんレトロなことを言うヤツだ」などといわれるかもしれません。今もいわれている節があります。
私のIT技術はすでに陳腐化しており、モノでいうと、「荒らされていない廃墟」のような佇まいをしているかもしれません。
今の人はPC98を知らない人も増えています。そして実際、Windows95に触れたことのない世代も出てきています。

2001年末頃、Win2kがコンピューター室に導入されたときは、みなで喜びました。それまで、コンピューター室では交換準備期間と称し、当時でも旧型と化したWindows3.1を使用していたのだから。

あの時代が一番熱心だったのだろうな。もう戻れない、あのときが。