ガッツは異国の地で何を思っているのか

たまには電車の話題でも。
発車の話です。

ベルならしてから電車が動くまでの時間、JRと私鉄ではなぜ、時間が違うのでしょうか。

まずは、東京メトロの発車から。

扉を閉めてから、安全確認を行った後に電車に乗っています。
車掌が乗るまで、電車は発車しません。

続いて、JR東日本の発車。

扉を閉める前に、電車に乗っています。
いや、扉を閉める前に電車に乗らないといけないのです。
乗らないと、おいて行かれます。

それは、なぜか。
JR東日本の場合……
ブザー→扉閉め→発車

私鉄の場合
ブザー(もしくは笛)→扉閉め→安全確認→車内ブザー→発車

私鉄の方が、安全確認を行うため、5秒ほど発車まで時間がかかっています。

ちなみに同じJRでも、JR東海の場合はどうでしょうか。

私鉄と同じく、扉を閉めた後、安全確認した後に発車しています。

なお、調べたところ、JR東日本以外のJR会社すべて(JR北海道蟹田以南に乗り入れる列車についてはJR北海道の乗務員でも即発車する)とJR東日本の在来線列車において、列車番号のアルッファベットが「D」の列車(車両に「キハ」とか書いてあるやつ)は安全確認を行うようです。

つまり……
川越線や相模線など、電化して安全確認が省略されてしまうケースもあったようです。

ちなみに、自分が知っている中では現在、扉閉め即発車を行う鉄道会社はJR東日本だけのようです。
ちょっと前までは東武もやっていたようですが、他のJR会社と近いタイミングで安全確認を行うよう、切り替えたようです。

ちなみに、安全確認の時間が長い鉄道会社は東京メトロJR東海(5〜8秒)などであり、安全確認が短い鉄道会社は東武(4〜5秒ほど)だとか。
ちなみに、JR東日本の場合、扉が閉まった後、3秒以内は発車します。場合によっては、1秒ちょっとで発車することもザラ。

そんなJR東日本、安全確認をしていないわけではありません。
一応、「戸締め灯」なるものがあり、これが点灯することで発車しています。
「電車でGO」でおなじみですね。

なぜ、戸締め灯にこだわるのか……
真相は、事故を起こした時、一般的な安全確認方式だと、車掌の責任になってしまうためであり、戸締め灯を使った即発車方式であれば、運転士と折半できるからだとか。

安全が第一ですね(正論)