Friday night

先日、JR千代田線の某駅前で親子の会話を断片的に聞いた。
母「そのような問題を間違えるようでは、二度とクイズ番組見せないから」
ちなみに、子供の方は未就学児。
テロ朝が得意とする、公務員の採用試験に出てきそうな問題は間違いなく解けない。
・日テレが得意とする、なぞなぞ系クイズ番組であれば、答えられる可能性は微粒子レベルで存在している。

これで親の方が前者の問題を出していたとすれば……

・子供が見たいから見ていて、自分は嫌々見ている状態
・クイズ番組は教養だ()と考えている、スイーツ脳

どちらにしろ、TVとは、そこまで落ちぶれたのか……と考えてしまった。

伝説的番組プロデューサーであった故・横澤彪氏が残した有名すぎる言葉に「楽しくなければTVじゃない」とある。
横澤氏が活躍していた、昭和55年前後のTVは、今見るとやや、やり過ぎ感があったかもしれないが、当時の番組が今、伝説的な番組として語り草となっているのは言うまでもない話。
このような親はどのような気持ちでTVを見ていたのだろうか。
つまらないのに見ているのか。勉強のために見ているのか。どちらにしても正しい娯楽ではない。

TV局側にも問題はある。
つまらない番組を量産し、視聴者がクレームを付けようとすれば、開口一番「嫌なら見るな」。
これでは面白い番組が作れるはずもない。
今のTVは、どうみても視聴者やスポンサーではなく、某大手芸能事務所、さらには三権分立が形成されていない近隣の某非法治国家三国の中のうち、某二国(なぜか刈り上げ独裁者の某国については若干強気を見せるが……)のご機嫌を伺いながら番組を作っている。全てではないが。どうせ、近隣の国で持ち上げるのであれば、我が国以外で唯一、三権分立が形成されており、ロシア以外の極東では二つしかない法治国家である、中華民国・台湾を持ち上げてみればどうだろうか。

話はずれたが、もうすぐTV放送が開始されて60年が経とうとしている。
昭和55年前後の水準とは言わないが、もう少し面白い番組を作ってみてもいいかもしれない。しがらみや既得権益なしで。