雌豚もおだれれば木に登る

たまには映画の話を。
のび太結婚前夜」(1999)。この映画、今見ると、ストーリーの内容がよくわかり、深みがあります。
ある意味、「紅の豚現象」ですな。
大人が見ないとわからないアニメ映画ってヤツ。おたくじゃないですよ。あっちはもう……いろんな意味でもう結構……
看板は子供向けなのだが、中身が完全に大人向け。
ドラえもんのび太といった、おなじみのキャラクターが登場するのですが、ストーリーが子供にはまったく理解できない代物。僕も当時、映画館で見ましたが、いまいち内容をはっきり覚えていなかった次第。
なんというか……

主題歌は「幸せのドア」。歌い手は中西保志さんと沢田知可子さん。お二人とも、有名なJ-AORシンガーであり、子供向けの映画とは思えない、コッテコテのJ-AORが99年の映画館で流れていました。
当時、アニメ映画などでビーイング系の歌手など、流行のJ-POPシンガーが主題歌を歌うことはよくありましたが、J-AOR。作りが違いますね。
一応、大事なことなので、もう一度言います。

「子供向けの映画という看板を立てている映画の主題歌が流行のJ-POPや本編の主題歌ではなく、J-AORだった。それも、コッテコテの。」

よし、これで、テレビドラマを作ろう(提案)

のび太とかじゃなくって、クレしん映画の戦国時代のやつみたいな感じで。アレも中身は大人向けだったり。
ま、クレしん映画の戦国時代のやつも主題歌はダンス★マンがEW&Fの「宇宙のファンタジー」をアレンジしたヤツだったから、多少はね(土手のオッサン、僕のパパ)

特に、クレしん映画は、子供向けに見せかけて、大人用の作りだったりするから困る。