歌うステハゲ
今回は人工甘味料の話。
自分の場合、アスパルテームを取り込むと、具合が悪くなるなど、アレルギー反応みたいなものがあるようです。
安全な甘味料と、危険な甘味料を考えていきましょう。
安全な甘味料
・トレハロース
……酵母などの菌などから抽出。甘みは少ないが、健康食品として注目。
・ラカンカ抽出物
……ブドウ糖などが入っている。
・ステビア抽出物
……ハーブ由来の抽出物。砂糖より甘い。糖尿病治療などにも使われる。発がん性や避妊作用があるという話はデマ。
・甘草抽出物
……マメ科植物の抽出物。醤油などにもともと入っている。
・キシリトール
……歯磨き粉でよく使われる。清涼剤。虫歯予防の効果がある。
・ソルビトール
……あんまり甘くないが、清涼剤としては適切。べたつかない、すっきりした甘さだ。
最近注目されているのが、トレハロース、ラカンカ、ステビア、甘草。
トレハロース以外は植物から抽出された成分。栽培が容易なため、大量生産が可能となった。
トレハロースは、抽出方法が確立され、安定した生産が可能となった。
キシリトール・ソルビトールは清涼剤として定評があり、歯磨き粉など、口元をすっきりさせる目的で使われている。
危険な甘味料
・サッカリン
……発がん性あり。一部を除いて、使用禁止。
・チクロ(サイクラミン酸ナトリウム)
……強い発がん性があり。使用禁止。
・アスパルテーム(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)
……発がん性あり。体内でメタノール→ホルムアルデヒド→ギ酸に分解され、失明や視力の低下などが懸念。後味が非常にまずく、舌がしびれるような渋味がずっと残る。人によっては倦怠感・眠気などを引き起こすことも。
・スクラロース
……蔗糖のスクロースと名前は似ているが、全くの別物。農薬を開発しているときに発見された有機塩素化合物であり、DDTといった有機農薬やダイオキシンなどと共通の構造を持つ。明らかに危険。舌にしびれを感じることがある。
・アセスルファムカリウム(アセスルファムK)
……ブッシュ政権で防衛長官をつとめたD.ラムズフェルド氏の会社が開発。上記の甘味料ほど危険性は高くないが、とにかくまずい。強い苦みを持つ。
アスパルテーム・スクラロース・アセスルファムKを現代の人工甘味料ビッグ3とし、その中でもアセスルファムKを除く2つを毒性の高い2トップとなる。
毒性が比較的低いアセスルファムKを除いたとしても、スクラロース、アスパルテームは多く使われており、「ダイエットコーラ」とか、「ゼロカロリー」と名乗る飲料に多用されている。ものによっては特保に指定されているものもあり、本来の特保とはかけ離れた現状が続いている。
特保認定を受けているダイエットコーラ(ゼロカロリーコーラ)と普通のコーラを比べてみても、蔗糖を使用しているコーラの方が数万倍も安全であり、ダイエットコーラの方が危険性は高い。厚生労働省よ、仕事をしろ。
なお、ガストのドリンクバーには丁寧にも、ゼロカロリーコーラには「アスパルテーム入」と記述されている。まずさや危険さを考慮した結果なのだろうか?