パーティーはどこに?

好きな音楽とかで、世代が違うと発生する、ジェネレーションギャップ、埋めるのって大変ですよね。
ジェネレーションギャップといえば、年齢が違う人とコミュニケーションをはかろうとすると出てくるもの。
ところが、それが当たり前ではないようです。

年齢と世代が一致する場合、年が近いとジェネレーションギャップが起こりにくく、年が離れているほど、ジェネレーションギャップが起こりやすいようです。

同い年同士で、年齢と世代が一致する例
先輩のT氏(40)と、同じく先輩のK氏(45)の場合
両者とも、ナイアガラ系を共通の趣味とする。
年も近く、ジェネレーションギャップは存在しない。

世代が違うもの同士で、年齢と世代が一致する例
同僚のM氏(25)と、先輩のT氏(40)の場合
年は15ほど離れている。
聴く音楽にも違いがあり、ジェネレーションギャップが存在する。


ところが、こういうシチュエーションも多いんです。

同い年同士で、年齢と世代が一致しない人と、年齢と世代が一致する人の例
熱湯甲子園氏(25)と、同僚のM氏(25)の場合
熱湯甲子園氏は90sバラードや洋楽、ナイアガラ系、渋谷系を中心に聴くが、M氏は00sのJ-POPを聴く。
同い年で同級生だが、ジェネレーションギャップは存在する。

世代が違うもの同士で、年齢と世代が一致しない人と、年齢と世代が一致する人の例
熱湯甲子園氏(25)と、先輩のT氏(40)の場合
両者ともナイアガラ系、80s〜90sカバーなどで音楽の趣味が一致。
実年齢が15ほど離れているが、ジェネレーションギャップは存在せず、同世代とそん色ない。

他人の土俵で話をあわせている例(近い世代同士で、年齢と世代が一致しない人同士の例)
熱湯甲子園氏(25)と同僚のF氏(28)の場合
熱湯甲子園氏は、70s〜90sのJ-POPを中心に、歌謡曲の知識を持ち合わせており、F氏は歌謡曲と、90sJ-POPを中心に聴く。
年も近く、両者にジェネレーションギャップもないが、両者とも、自分の世代の音楽ではない。
F氏とM氏の間にジェネレーションギャップがあるのは言うまでもない。

つまり……
どんな音楽を聴いて育ったか、そこに重要な点がある。
何が言いたいかというと、同い年でも、世代差はあるということだ。